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2010/2/5

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ゲトラク

この記事の要約

ドイツのトランスミッション、アクスルメーカー。2008年の売上高は25億4,000万ユーロ。トランスミッションを324万基、車軸を128万ユニット生産した。従業員は約1万3,000人。工場はドイツのほか、米国、メキシコ、 […]

ドイツのトランスミッション、アクスルメーカー。2008年の売上高は25億4,000万ユーロ。トランスミッションを324万基、車軸を128万ユニット生産した。従業員は約1万3,000人。工場はドイツのほか、米国、メキシコ、スウェーデン、中国、イタリア、フランス、英国、スロバキアに持つ。

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同社は1935年の創業で、当初は自動二輪用のトランスミッションを製造していた。その後、乗用車、商用車、建機向けにも拡大。80年初めには米国に生産進出し、国際化を進めた。

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2000年には米自動車部品大手のデーナとの戦略提携をスタート。2001年にはフォード・ヨーロッパと折半出資の合弁会社ゲトラク・フォード・トランスミッションズをドイツのケルンに設立した。ゲトラクとゲトラク・フォード・トランスミッションズはデュアルクラッチトランスミッションやハイブリッド車用技術を共同で開発している。

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2004年にはゲトラク、ボルボ、デーナによる合弁会社をスウェーデンのショーピング(Koping)に、2007年には中国の自動車メーカー、江鈴汽車(Jiangling Motors)と合弁会社を立ち上げた。

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現在は、ゲトラク・グループ、ゲトラク・フォード・トランスミッション、ゲトラク・アジアパシフィック、ゲトラク・アメリカの4社をゲトラクインターナショナルが統括する経営体制となっている。

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