2014/11/28

クローズアップ

StreetScooter C16

この記事の要約

ドイツのアーヘン工科大学(RWTH Aachen)で開発された電気自動車のプロトタイプ。 米3D(3次元)プリンタメーカー、ストラタシスのマルチマテリアル 3D プリンタを使い、12カ月の短期間で電気自動車のプロトタイプ […]

ドイツのアーヘン工科大学(RWTH Aachen)で開発された電気自動車のプロトタイプ。 米3D(3次元)プリンタメーカー、ストラタシスのマルチマテリアル 3D プリンタを使い、12カ月の短期間で電気自動車のプロトタイプを完成させた。

「StreetScooter C16」は、ドイツのフランクフルトで11月25〜28日まで開催された金型・工具見本市「ユーロ・モールド(EuroMold)」に出展された。

「StreetScooter C16」の重量(バッテリーを除く)は450キログラム。1回のフル充電による後続距離は100キロメートル以上で、最高速度は時速100キロメートル。

大型部品を成形できるストラタシスのマルチマテリアル 3D プリンタ「Objet1000」を使い、前・後部のパネルやドアパネル、バンパーなど、樹脂製の外装部品はすべて3Dプリンタで製造した。この3Dプリンタでは最大1メートルのパネルを生産できるという。

また、インストルメント・パネル(計器盤)や小さな部品など内装部品の製造にも3Dプリンタを使用した。これらの部品は耐久性などに優れる特徴を持つストラタシスの「デジタルABS」を材料に使用した。

アーヘン工科大学のカムプカー教授は今回のプロジェクトについて、「12カ月という短期間で電気自動車のプロトタイプを完成することができたのは、3Dプリンタを使い最終的に使用する部品と同じサイズで部品を試作し、設計試験を迅速に実施できたことが大きい」との見解を示している。

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