一般・その他

エネルギー価格高騰への対応策、エネ企業から超過利益徴収へ

欧州連合(EU)は9日、ブリュッセルで臨時のエネルギー相理事会を開き、エネルギー価格高騰への短期的な対応策として、EUとして緊急介入する必要があるとの認識で一致した。エネルギー価格や電力料金の高騰で予定外の収益を得ている […]

英でトラス政権発足、北ア問題巡るEUとの摩擦解消焦点に

英与党・保守党は5日、ジョンソン首相の後任となる新党首にエリザベス・トラス外相を選出し、トラス氏は6日、新首相に就任した。物価高騰への対応が新政権の最優先課題となるが、外交面ではロシアによるウクライナ侵攻への対応とともに

英政府が原発計画に7億ポンド拠出、ジョンソン首相が表明

英国のジョンソン首相は1日、イングランド東部サフォーク州にあるサイズウェル原子力発電所の新設計画に7億ポンド(約1,130億円)を投じると表明した。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響でエネルギー供給が不安定化する中

仏政府、企業に省エネ計画策定を要請

フランスのボルヌ首相は8月29日、パリで開かれた経営者団体「フランス企業運動(MEDEF)」の年次会合で演説し、国内の企業に対して9月中に省エネ計画を策定するよう求めた。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響で、冬に向

EUのバルト海沿岸8カ国、洋上風力発電増強

ドイツなどバルト海に面する欧州連合(EU)8カ国は8月30日にデンマークで開いた首脳会議で、洋上風力発電の発電能力を2030年までに7倍に増強することで合意した。ロシアのウクライナ侵攻を受けて、エネルギーの脱ロシア化を再

オミクロン株対応ワクチン、EUが初承認

欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は1日、米モデルナ製、米ファイザー・独ビオンテック連合製の新型コロナウイルスのオミクロン株に対応したワクチンの承認を勧告した。今年の秋から冬にかけての流行に備え、12歳以上への追加

米モデルナのオミクロン対応2価ワクチン、英が初承認

英政府は15日、米モデルナが開発した新型コロナウイルスの従来株と変異株「オミクロン」に対応する2価ワクチンを承認したと発表した。成人(18歳以上)のブースター接種(追加接種)に使用する。英メディアによると、2価ワクチンの

英経済、4~6月期は0.1%のマイナス成長

英政府統計局(ONS)が12日に発表した2022年4~6月期の国内総生産(GDP、速報値)は、物価変動分を除いた実質ベースで前期比0.1%減だった。マイナス成長となるのは21年1~3月期以来5四半期ぶり。物価高で個人消費

スペイン産コロナワクチン、EUが調達契約を締結

欧州委員会は2日、スペインの製薬会社イプラが開発中の新型コロナウイルスワクチンの調達契約を締結したと発表した。同ワクチンが欧州連合(EU)当局の認可を得れば、EU14カ国と共同で最大2億5,000万回分を購入する。 イプ

ノババックス製ワクチン、副反応に心筋炎・心膜炎=EU当局

欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は3日、域内で認可されている米ノババックス製の新型コロナウイルスワクチンについて、副反応として新たに心筋炎、心膜炎が起きる可能性を製品情報に追加するよう勧告したと発表した。 202

スイスが対ロ追加制裁を発表、金輸入禁止でEUなどと共同歩調

スイス政府は3日、ウクライナに軍事侵攻したロシアへの追加制裁を発表した。EUが7月に決定した追加制裁と足並みを揃え、同日付でロシア産の金や金製品の輸入を禁止する。ロシア最大手銀行ズベルバンクの資産凍結も盛り込んだ。 ロシ

英BA、短距離便の航空券販売を15日まで停止

英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は2日、ヒースロー空港を出発する短距離便の航空券販売を8月15日まで停止すると発表した。人員不足で混乱するヒースロー空港の運営会社の要請を受けたもので、国内便や欧州便などが対

7月のユーロ圏インフレ率8.9%、過去最高を更新

EU統計局ユーロスタットが7月29日に発表したユーロ圏の同月のインフレ率(速報値)は前年同月比8.9%だった。ロシアのウクライナ侵攻でエネルギーなどの値上がりが加速する状況が続き、前月の8.6%から大きく拡大。統計を開始

ユーロ圏景況感が急激に悪化、7月は長期平均割れ

ユーロ圏で景況感が急激に悪化している。欧州委員会が7月28日に発表した同月の景況感指数(ESI、標準値100)は99.0となり、前月の103.5から大幅に低下。長期平均の100を割り込んだ。 景況感の悪化は5カ月連続。分

仏ユーテルサット、英ワンウェブと統合協議

欧州衛星通信大手の仏ユーテルサットは7月25日、英同業ワンウェブと統合に向けた協議を行っていることを明らかにした。両社の強みを持ち寄り、多数の小型人工衛星が協調して一体となって様々な機能を担う衛星コンステレーション分野で

EU、アゼルバイジャン産天然ガスの輸入倍増へ

欧州連合(EU)とアゼルバイジャンは7月18日、エネルギー分野での協力を強化することで合意した。天然ガス供給のロシア離れが進むEUに対して、アゼルバイジャンが天然ガス輸出を2027年までに倍増する。 バクー油田を抱えるア

EU、北マケドニア・アルバニアとの加盟交渉開始

欧州連合(EU)は7月19日、バルカン諸国のうち北マケドニア(旧マケドニア)とアルバニアとの正式な加盟交渉を開始した。両国は何年も前に加盟候補国と認定されながら、次のステップとなる加盟交渉開始が見送られていた。EU加盟に

EUが英国に新たな法的措置、北アの通商ルール破棄巡り

欧州連合(EU)の欧州委員会は7月22日、英政府がEUと締結した離脱協定のうち、英領北アイルランドとEU加盟国アイルランドの自由な通商を維持するため設けたルールの一部を一方的に破棄しようとしていることを巡り、英国に対する

仏電力公社の再国有化、政府は97億ユーロ投入

仏政府は7月19日、国内電力最大手フランス電力公社(EDF)を完全国有化する計画の詳細を発表した。株式公開買い付け(TOB)で、政府が保有していない株式を総額97億ユーロで買い取る。 政府はEDFの株式84%を保有してい

北マケドニア、EU加盟交渉開始へ

欧州連合(EU)加盟を目指す北マケドニアの議会は16日、歴史認識を巡る隣国ブルガリアとの対立解消に向けたフランスの仲介案を賛成多数で承認した。これによって加盟国ブルガリアが北マケドニア加盟への反対を取り下げ、加盟交渉が開

クロアチアのユーロ導入が正式決定、来年1月から流通開始

欧州連合(EU)は12日に開いた財務相理事会で、クロアチアの欧州単一通貨ユーロの導入を最終承認した。クロアチアは20カ国目のユーロ参加国となり、2023年1月1日からユーロの流通が開始される。 ユーロ導入には前段階である

EU当局、60歳以上の2回目追加接種を勧告

EU保健当局の欧州疾病予防管理センター(ECDC)と欧州医薬品庁(EMA)は11日、各加盟国の当局に対して、60歳以上の人を対象に新型コロナウイルスワクチンの2回目の追加接種(ブースター接種)を行うよう勧告した。これまで

STマイクロと米社、仏に半導体工場開設へ

欧州半導体大手のSTマイクロエレクトロニクス(スイス)と米グローバルファウンドリーズは11日、フランスに共同で半導体工場を開設すると発表した。世界的な半導体不足に対応するもので、2026年までのフル稼働を目指す。 同工場

仏電力公社、政府が再国有化へ

仏政府は6日、電力国内最大手のフランス電力公社(EDF)を完全国有化すると発表した。巨額の債務を抱えるEDFの再国有化により、原子力発電推進に弾みをつけ、ロシアのウクライナ侵攻で深刻化しているエネルギー危機に政府が完全な

持続可能な航空燃料の使用義務化、欧州議会が承認

欧州議会は7日の本会議で、欧州連合(EU)域内の空港に持続可能な航空燃料(SAF)の使用を義務付ける法案を賛成多数で承認した。ただ、欧州委員会の原案に大幅な修正を加えており、今後は欧州委、EU加盟国との調整が必要となる。

償還社債の再投資、グリーン企業を優先=ECB

欧州中央銀行(ECB)は4日、量的金融緩和策で買い入れた社債の満期償還金の再投資について、温室効果ガス排出量が少ないなど、地球温暖化対策で実績のある企業を優先することを決めたと発表した。10月から実施する。 ECBは向こ

加盟国がガス備蓄義務化で合意、11月までに80%達成へ

欧州連合(EU)加盟国は6月27日のエネルギー相理事会で、加盟国に一定量のガス備蓄を義務付ける規則案の内容で合意した。ロシアによるウクライナ侵攻の長期化に伴いエネルギー価格の高騰が深刻化する中、ロシアが経済制裁への対抗措

EUとニュージーランド、FTA交渉が妥結

欧州委員会は6月30日、ニュージーランド(NZ)との自由貿易協定(FTA)締結交渉が妥結したと発表した。関税の引き下げや投資の自由化に加え、自由なデータ流通や電子商取引の促進など幅広い分野を網羅した内容で、労働者の権利や

クロアチアのユーロ導入、EU首脳会議で承認

欧州連合(EU)は6月24日の首脳会議で、クロアチアが欧州単一通貨ユーロを導入することを正式承認した。これによってユーロ圏は2023年から20カ国に拡大する。 ユーロ導入には前段階である欧州為替相場メカニズム(ERM2)

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