ボッシュが水素技術への投資拡大
自動車部品大手の独ボッシュは13日に開催した技術イベント「ボッシュ・テックデー2023」で、水素技術事業の強化方針を明らかにした。同社は燃料電池から電解槽、エンジンまでと水素関連の幅広い分野で事業を進めている。水素経済が […]
自動車部品大手の独ボッシュは13日に開催した技術イベント「ボッシュ・テックデー2023」で、水素技術事業の強化方針を明らかにした。同社は燃料電池から電解槽、エンジンまでと水素関連の幅広い分野で事業を進めている。水素経済が […]
天然ガスパイプライン運営事業者の独業界団体FNBガスは12日、国内で計画されている水素中核輸送網の現状を発表した。今後は配ガス事業者や州、各種業界団体の意見を聴取したうえで中核輸送網の最終案を策定。管轄官庁である連邦ネッ
化学大手の独BASFは12日、2023年12月期の業績予測を下方修正した。第2四半期の業績が振るわなかったためだ。世界経済の低迷を背景に競合ランクセス、エボニック、クラリアントもすでに業績見通しを引き下げている。 BAS
ガリウム砒素(GaAs)ウエハーの有力企業である独フライベルガー・コンパウンド・マテリアルズに顧客からの受注が殺到している。中国政府が半導体の原材料であるガリウムとゲルマニウムの輸出規制方針を打ち出したことを受けたものだ
化学大手の独BASFは12日、粉体塗料の製造に用いられるネオペンチルグリコール(NPG)を飽和ポリエステル樹脂の有力メーカーである浙江光華科技(KHUA)に供給することで基本合意したと発表した。温室効果ガスと有害な揮発性
荏原製作所は12日、イタリアのグループ会社、荏原ポンプズ・ヨーロッパ(EPE)が独SKFグループの子会社SKFルブリケーション・システムズ・ジャーマニーからシールレス浸漬ポンプ事業などを取得することで合意したと発表した。
独医薬品大手のシュターダは12日、仏同業サノフィが欧州諸国で持つ一般医薬品(OTC薬)ブランドを譲り受けることで合意したと発表した。シュターダはブランドの取得を通してOTC薬事業を強化しており、2020年から22年までに
自動車大手の独メルセデスベンツが11日発表した4-6月期のグループ乗用車販売台数(超小型車ブランド「スマート」を含むメルセデスベンツ・カーズ)は前年同期比6%増の51万5,700台に拡大した。最高級部門の「トップエンド」
商用車大手の独ダイムラー・トラックは2023年12月期の業績予測を引き上げた。販売増と値上げの実現、サービス事業の好調を受けたもので、販売台数を従来見通しの「51万~53万台」から「53万~55万台」へと上方修正。売上高
独電気電子工業会(ZVEI)が10日発表した同国電機業界の5月の新規受注高は前年同月を6.5%下回った。減少は3カ月連続。経済の世界的な低迷が反映されている。 新規受注を地域別でみると、国内が6.7%、国外が6.5%の幅
製薬大手の独バイエルは10日、北京大学との協業を拡大すると発表した。両者の戦略学術パートナーシップに基づくもので、基礎研究を新薬の発見・開発につなげるほか、医薬品のバリューチェーンに沿った最先端技術の研究を加速する。バイ
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した5月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価調整後の実質に季節・営業日数を加味したベースで前月比0.2%減の98.6(暫定値)となり、2カ月ぶりに落ち込んだ。エネルギーが大き
自動車部品大手の独コンチネンタルは7日、同国北部のギフホルンにある工場の閉鎖方針を発表した。自動車市場が縮小し、価格圧力が高まっていることを受け、コスト競争力の低い同工場を維持できないと判断。生産事業の段階的な移管・アウ
独複合企業ティッセンクルップの電解槽子会社ティッセンクルップ・ヌセラは7日、フランクフルト証券取引所のプライム・スタンダードで新規株式公開(IPO)を実施した。初値は公開価格(20ユーロ)をやや上回る20.20ユーロにと
ドイツ東部のリューゲン島ムクラン港にLNG(液化天然ガス)ターミナルを設置する法案が7日、連邦議会で可決された。同法案はエネルギーの安定供給確保を狙ったもので、将来的には水素やアンモニア用のインフラとして使用することを想
ドイツの食品小売店で商品の入荷状況が悪化していることが、Ifo経済研究所が7日に発表したアンケート調査結果で分かった。それによると、商品が不足しているとの回答は6月に79.7%となり、前月の65.8%から大幅に増えた。調
欧州連合(EU)排出量取引制度(EU-ETS)の対象となるドイツ国内の設備、合わせて約1,730カ所が2022年に排出した温室効果ガスの総量は二酸化炭素(CO2)換算で3億5,400万トンとなり、前年(3億5,500万ト
ドイツの全銀行の支店数が2022年末時点で2万446カ所となり、前年末比で5.8%減少したことが、連邦銀行(中銀)が7日発表した統計で分かった。支店数はオンラインバンキングなどデジタル化の進行を背景に減少が続いている。コ
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が6日発表した5月の製造業新規受注指数(2015年=100)は、物価調整後の実質に季節・営業日数を加味したベースで前月比6.4%増の101.5(暫定値)となり、20年6月以来およそ3年ぶりの上
ロシア国営天然ガス大手ガスプロムの傘下企業であるルスキムアリアンス(RusKhimAlyans)が独金融大手ドイツ銀行とコメルツ銀行を相手取って損害賠償訴訟を起こしたもようだ。ロイター通信や『フランクフルター・アルゲマイ
自動車部品系複合企業の独ボッシュは5日、カナダのビル技術企業パラディン・テクノロジーズを買収することで合意したと発表した。2015年に買収した米子会社クリマテックと連携させることでソリューションを拡充。北米のビル・システ
タイル製造の独シュトイラー・フリーゼングルッペは4日、ブレーメン区裁判所に民事再生手続きの適用を申請した。建設コストの高騰と金利の急上昇を受けて住宅需要が大きく縮小していることから、経営が悪化している。経営権を温存したう
ドイツ連邦陸運局(KBA)が5日発表した6月の乗用車新車登録台数は前年同月比24.8%増の28万139台となり、増加幅は前月の19.2%から一段と拡大した。サプライチェーンのひっ迫緩和を受けて受注残の消化が加速。前年同月
ドイツの自動車業界の事業見通しが急速に悪化している。Ifo経済研究所が5日発表したところによると、完成車メーカーの6月の期待指数(今後6カ月の事業見通しを示す)はマイナス56.9ポイント(DI)となり、前月のマイナス10
独自動車部品大手コンチネンタルは5日、ゴム・樹脂製品子会社コンチテックが水素技術センターをハンブルクに開設したと発表した。業界や分野を超えた情報交換の場とする考え。水素の全バリューチェーンに沿った技術、規制、インフラ上の
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は4日、ブラジルを中心とする南アメリカ市場で新モデル攻勢をかけると発表した。電気自動車(BEV)のほか、現地の実情に見合ったフレックス燃料車を投入。走行に伴う二酸化炭素(CO2)の
Ifo経済研究所が4日に発表した独化学業界の6月の景況感指数(DI)はマイナス28.3ポイントとなり、前月(-12.5ポイント)を大幅に下回った。今後の見通しを示す期待指数がマイナス5.5ポイントから25.6ポイントへと
ドイツ連邦統計局が4日発表した5月の輸出高(暫定値)は営業日数・季節調整ベースで前月比0.1%減の1,305億ユーロとなり、2カ月ぶりに悪化した。輸出は3月に5.6%減と大幅に縮小。4月はやや持ち直したものの、5月は再び
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が3日発表した独業界の5月の新規受注高は物価調整後の実質で前年同月比10%減となり、これまでに引き続き大幅に落ち込んだ。VDMAのチーフエコノミストは、「グローバルな投資需要の弱含みが続いて
電機大手の独シーメンスは3日、ドイツ国内の大型モーター事業を1日付で独立の新会社イノモティクス(Innomotics)に分社化したと発表した。大型モーターは中核事業に属していないことから、シーメンス本体からすべて切り離す
米投資会社シルバー・レイクは6月29日夜、独IT大手ソフトウエアAGに対する株式公開(TOB)でこれまでに63%以上の株式を確保したと発表した。50%プラス1株以上の確保をTOBの成立条件としていることから、事実上、買収
ドイツ連邦統計局が30日発表した5月の輸入物価指数(2015年=100)は前年同月比9.1%減の126.8となり、09年9月以来の大幅下落を記録した。同物価の低下は3カ月連続。比較対象の22年5月はロシアのウクライナ進攻
Ifo経済研究所が30日に発表した6月のドイツ価格計画指数(DI)は16.3ポイントとなり、前月の19.1ポイントから低下した。同指数の下落は9カ月連続。ただ、サービス業の多くの分野で数値の低下幅が小さいことから、調査担
車載半導体大手の独インフィニオンは30日、墺ディープテック・スタートアップ企業コントロール(Kontrol)と戦略パートナーシップを締結したと発表した。自動運転機能が法令、標準、規格、判決に合致しているかどうかを簡単にチ
独連邦デジタル・交通省は29日、自動車用充電設備を購入する一般世帯と企業に補助金を交付すると発表した。電動車の普及を促進する狙いで、総額9億ユーロの助成を行う。 充電ステーションと太陽光発電設備、蓄電設備をセットで購入す
独信用調査機関クレジットリフォームが29日に発表した上半期の企業倒産件数は前年同期比16.1%増の8,400件となり、ドイツが「欧州の病人」と呼ばれていた2002年以来の大幅増を記録した。エネルギー・材料価格の高騰と、欧
ドイツ連邦雇用庁(BA)が30日発表した6月の失業者数は255万5,000人となり、前月を1万1,000人上回った。季節要因を加味したベースでは増加幅が2万8,000人に上っている。アンドレア・ナーレス長官は雇用拡大の勢
ドイツ連邦統計局が29日発表した6月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比6.4%増となり、上げ幅は前月を0.3ポイント上回った。インフレ率の上昇は1月以来で5カ月ぶり。比較対象の2022年6月は物価高騰で実質収入が目減
ルクセンブルクに本社を置く化学スタートアップ企業リヴィスタ・エナジー・ヨーロッパは29日、同社初の独リチウム精錬工場をエムデンに建設することを明らかにした。エムデン港近隣の用地を利用することで、港湾運営会社ニーダーザクセ
化学大手の独BASFは29日、ドイツ東部のシュヴァルツハイデにある拠点でリチウムイオン電池用正極材工場の開所式を行った。同拠点では廃電池リサイクル施設の建設も行われており、欧州の電池材料バリューチェーン構築とアジア依存低
化学大手の独BASFは29日、ノルウェーの窒素肥料大手ヤラと共同で米メキシコ湾岸地域にブルーアンモニアのワールドスケール工場を建設する計画を明らかにした。その準備として実行可能性調査を共同実施する。両社はすでに米国でアン
鉄道・交通労組EVGは29日、調停入りを求めるドイツ鉄道(DB)の提案を受け入れると発表した。調停期間中はストライキを行えないことから、EVGが先週に準備を開始した無期限ストは当面、実施されないことになる。 DBとEVG
自動車部品・産業機器大手の独ボッシュは28日、僻地や洋上の水電解槽に適した水処理装置を2024年に市場投入すると発表した。同社は昨年5月、水電解槽向け部品事業への参入を表明しており、グリーン水素関連の事業を拡大することに
ドイツのハーベック経済・気候相と南アフリカのラモクゴパ電力相は27日、グリーン水素、および電力を他のエネルギーに変換して貯蔵・利用するパワー・トゥ・エックス(PtX)の分野で両国が協力することで基本合意した。まずは南アの
半導体製造の独エルモス・セミコンダクターは28日、同国西部ドルトムントのウエハー工場を米電機大手リテルヒューズに売却することで合意したと発表した。当初は中国同業・賽微電子(サイ・マイクロエレクトロニクス)のスウェーデン子
市場調査大手GfKが28日に発表したドイツ消費者信頼感指数の7月向け予測値は6月の確定値(-24.4ポイント)を1.0ポイント下回るマイナス25.4ポイントへと低下した。同指数の悪化は9カ月ぶり。貯蓄性向の強まりで数値が
Ifo経済研究所が27日に発表した6月の独製造業輸出期待指数(DI)は前月の1.0ポイントからマイナス5.6ポイントへと低下し、2022年11月以来の低水準となった。調査担当者は景気低迷を受けて内需だけでなく国外の新規受
ディーゼル車の排ガス浄化装置の機能が一定の外気温下で違法に低下・停止する場合はたとえ過失であったとしても製造元に損害賠償を支払う義務が発生するとの判断を、ドイツの通常裁判の最高裁である連邦司法裁判所(BGH)が26日の判
ドイツ北西部のエムデンにあるフォルクスワーゲン(VW)の工場で電気自動車(BEV)の生産を一時的に引き下げることが分かった。地元紙『ノルトヴェスト・ツァイトゥング』が報じたもので、従業員代表の事業所委員長は、工場の夏季休
ドイツ政府は26日の閣議で、1時間当たりの法定最低賃金を来年と再来年の1月にそれぞれ41セント引き上げる意向を表明した。最低賃金諮問委員会の答申を踏まえたもの。諮問委では労働組合代表と雇用者団体の代表の意見が分かれたもの