9月のVWグループ販売33%減少、EVは好調で第3四半期3ケタ増に
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が15日発表した9月のグループ新車販売台数は前年同月比32.9%減の61万6,500台となり、下げ幅は前月の同22.3%から拡大した。減少は3カ月連続。6月までは5カ月連続で増加し […]
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が15日発表した9月のグループ新車販売台数は前年同月比32.9%減の61万6,500台となり、下げ幅は前月の同22.3%から拡大した。減少は3カ月連続。6月までは5カ月連続で増加し […]
高級車大手の独ダイムラーとBMWは14日、充電サービスを提供する両社の折半出資会社デジタル・チャージング・ソリューションズ(DCS)に英エネルギー大手bpが資本参加すると発表した。顧客の利便性が高まるとしている。 DCS
化学大手の独BASFは14日、バイオインフォマティクス分野の独スタートアップ企業コンピュトミクス(Computomics)に他の投資家とともに資本参加すると発表した。コンピュトミクスは栽培地域の特性に適した品種改良を速や
再生可能エネルギー電力向けの支援分担金が来年は1キロワット時(kWh)当たり3.7セント強となり、今年の6.5セントから大幅に低下する。低下は2年連続。国が30億ユーロ強の費用を負担することや、石炭・天然ガスと二酸化炭素
独電気電子工業会(ZVEI)は14日、世界のパワー半導体市場規模が2030年までに現在の3倍に拡大するとの見通しを明らかにした。半導体市場全体の6倍のスピードで成長すると指摘。シェア30%で世界最大の市場となっている欧州
特殊化学大手の独エボニックは14日、微粒子シリカの生産施設を東南アジアに建設する計画を発表した。同事業を強化する狙い。計画は現在、基本設計段階にあり、工場の設置場所など詳細は決まっていないもようだ。基礎設計作業を来年に完
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のヘルベルト・ディース社長が従業員の大規模な削減を検討しているもようだ。13日付の経済紙『ハンデルスブラット』が監査役の情報をもとに報じたもので、9月24日の監査役会で最大3万人の削
電動垂直離着陸機(eVTOL)を開発中の独リリウムは13日、スイス電機大手ABBと協業合意したと発表した。ABBはリリウムの機材が用いる超急速充電インフラを開発・製造。リリウムがVTOLを効率的に運用できるようにする。
独エネルギー大手のEnBWは13日、シュツットガルト近郊のアルトバッハ・ダイツィザウ発電所を建て替え、電源をこれまでの石炭から天然ガスへと切り替える計画を発表した。温室効果ガスの排出削減に向けた取り組みの一環で、長期的に
鉄鋼大手の独ティッセンクルップは12日、中国の徐州にあるリング工場で拡張工事の鍬入れ式を行った。リングと旋回軸受の需要拡大を受けた措置で、4本目の生産ラインを設置する。投資額は非公開。来年10-12月期の操業開始を計画し
ドイツ連邦統計局が12日発表した9月の卸売物価指数は前年同月比13.2%増となり、1974年6月以来47年3カ月ぶりの大きな上げ幅を記録した。同物価の上昇は8カ月連続。6月以降は上げ幅が2ケタ台に上っている。景気の回復を
独バイオ医薬品企業キュアバックは12日、欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)に提出していた新型コロナウイルス用ワクチン「CVnCoV」の承認申請を撤回したと発表した。治験結果が低調で、当局の承認を得て市場投入しても大
原材料不足に伴う製造業の生産調整のしわ寄せが小売業にも広がっている。Ifo経済研究所がドイツの小売店を対象に実施した9月のアンケート調査によると、商品が思うように入荷しないとの回答は74%に達した。調査担当者は「クリスマ
機械大手の独デュルは11日、車載電池セルの開発・製造を手がける独セルフォースから電極コークス装置を受注したと発表した。デュルは電動車の今後の需要拡大を見据え、「戦略的に重要な受注を獲得した」としている。 セルフォースは高
独カナダ系の資源会社ロック・テック・リチウムは10日、ドイツ東部のブランデンブルク州に水酸化リチウム工場を建設する計画を発表した。水酸化リチウムはリチウムイオン電池の正極材に投入される物質。同州には米電気自動車(EV)大
電気自動車(EV)大手の米テスラは独グリュンハイデに建設中の車両組み立て工場の操業を年内にも開始する見通しだ。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は9日に実施した工場一般公開の最終イベントで、早ければ11月に生産、1
ドイツ連邦統計局が11日発表した乗用車タイヤの上半期の国内生産台数は1,950万本だった。コロナ禍で生産が激減した前年同期(1,630万本)を20.0%上回ったものの、コロナ禍前の2019年同期(2,620万本)に比べる
ドイツ連邦統計局が8日発表した8月の輸出高(暫定値)は営業日数・季節要因調整後ベースで前月比1.2%減の1,130億ユーロへと縮小した。減少は昨年4月以来で1年4カ月ぶり。原材料不足を背景に自動車など幅広い業界で生産が停
ドイツポストは経営不振の電気自動車(EV)子会社ストリートスクーター・エンジニアリングをルクセンブルクの投資会社オーディン・オートモティブに売却する計画だ。独連邦カルテル庁が公表した合併審査手続きリストに掲載されたことか
自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは7日、自動運転ソフトウエア開発の英スタートアップ企業オクスボティカと戦略パートナーシップを締結したと発表した。次世代モビリティ事業を強化する戦略の一環。「レベル4」の自動運
トヨタ自動車がドイツの環境対応車市場で健闘している。連邦陸運局(KBA)の7日付プレスリリースによると、同社のモデルはハイブリッド車(HV)と燃料電池車(FCV)の2部門で新車登録台数1位を獲得した。 「ミライ」は41台
独賃貸住宅最大手のヴォノヴィアは7日、同2位のドイチェ・ヴォーネンに対する友好的な株式公開買い付け(TOB)で過半数株を確保した発表した。独カルテル庁は6月時点で買収計画を承認しており、ドイチェ・ヴォーネンはヴォノヴィア
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した8月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比4.0%減の94.2(暫定値)となり、新型コロナウイルスの感染第1波のただ中にあった昨年4
高級車大手の独BMWが7日発表した7-9月期のグループ乗用車販売台数は59万3,189台となり、前年同期を12.2%下回った。半導体不足の深刻化が響いた格好。ただ、同社は他社に比べ半導体問題の影響が小さい。競合メルセデス
鉄鋼大手の独ティッセンクルップは6日、二酸化炭素(CO2)の排出量を70%削減した新製品の引き渡し式をデュースブルク工場で行った。同製品は顧客メーカーのCO2排出削減に寄与することから、需要の拡大が見込まれている。ティッ
製薬大手の独ベーリンガー・インゲルハイムは6日、オーストリアの首都ウィーンで新工場を開設した。投資額は7億ユーロで、個別投資では同社史上最大。4年をかけて完成させた。 新工場にはバイオリアクターが48基ある。容量は計18
ドイツの新政権樹立に向けた動きが大きく前進した。次期政権のキングメーカーとなった緑の党と自由民主党(FDP)は6日、第一党の社会民主党(SPD)と連立交渉を行う方針をそれぞれ表明した。小さな政府を掲げるFDPは政策方針が
独自動車工業会(VDA)が今年の国内乗用車生産台数を従来予測の360万台から290万台へと大幅に引き下げた。半導体不足に起因する生産調整を踏まえたもので、過去最高となった2016年(575万台)と比べるとほぼ半減する。コ
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が6日発表した8月の製造業新規受注指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を7.7%下回る111.1(暫定値)となり、新型コロナウイルス流行の第1波の渦中にあった
ドイツ連邦陸運局(KBA)が5日発表した9月の乗用車新車登録台数は前年同月比22.7%減の19万6,972台へと後退し、3カ月連続で2ケタ減となった。これまでに引き続き半導体不足でメーカー各社が生産調整を余儀なくされてい
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が5日発表した独業界の8月の新規受注高は前年同月を実質48%上回り、7カ月連続で2ケタ台の伸びを記録した。世界経済が急速に回復しているほか、比較対象の昨年8月はコロナ禍で受注が大幅に落ち込ん
再生可能エネルギー電力ベースの「持続可能な航空燃料(SAF)」を量産する施設の開所式が4日、ドイツ北部のヴェルルテで行われた。再生エネベースのSAFを量産するのは世界初。式典にはアンゲラ・メルケル首相などが参列した。 S
Ifo経済研究所が4日発表した独自動車・自動車部品業界の9月の景況感アンケート調査結果によると、事業の現状判断を示す指数(現状を「良い」とする回答の割合から「悪い」の割合を引いた数=DI)は前月の32.0ポイントから13
自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは1日、提携先の独ソフト会社ダブルスラッシュへの出資比率を従来の40%から51%に引き上げ子会社化したと発表した。「つながる車」分野の協業を深化させる考え。 ダブルスラッシュ
高級車大手の独BMWは9月30日、2021年12月期の業績予測を引き上げた。半導体不足で生産・販売台数は押し下げられているものの、新車と中古車の販売価格上昇で十二分に相殺されることから上方修正。自動車部門の売上高営業利益
自動車大手の独ダイムラーは1日のバーチャル臨時株主総会で商用車部門の分離を決議した。年内に同部門の新規株式公開(IPO)を実施する考えだ。商用車部門の分離に伴い、ダイムラーは経営資源を商用車・バン事業に集約するとともに、
特殊化学大手の独エボニックは1日、ケルン南部のニーダーカッセル市リュルスドルフ地区にある工場の売却方針を発表した。当局の環境規制を受けた措置。基礎化学メーカーであれば同工場を今後も有効に活用できることから、譲渡先の模索を
自動車部品大手の独レオニは1日、ケーブル接続ソリューション大手の米ビズリンク・ホールディングに産業用電線事業を売却する見通しを明らかにした。ビズリンク取締役会の承認を経て成約する。レオニは経営再建を進めており、取引の成立
ドイツ連邦雇用庁(BA)が9月30日発表した同月の失業者数は246万5,000人となり、前月を1万2,000人下回った。BAのダニエル・テルツェンバッハ理事は、就労者数と求人件数がコロナ禍前の水準を上回ったうえ、操短の対
自動車部品大手の独コンチネンタルは30日、組織再編計画を発表した。自動車業界の構造転換をチャンスととらえ競争力を一段と強化する狙い。組織を簡素化し、経営のスピードと透明性を高める考えだ。ソフトウエア分野のコンピテンスは一
自動車大手ステランティスのドイツ子会社オペルが同国中部のアイゼナハにある完成車工場の操業を来週(10月4~10日)から停止する。半導体不足を受けた措置で、少なくとも年内は工場を閉鎖する。業界紙『オートモビルボッヘ』が報じ
ドイツ連邦統計局が30日発表した9月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比4.1%増となり、インフレ率は1993年12月以来およそ28年来の高水準に達した。コロナ禍で物価が落ち込んだ昨年の反動や年初の炭素税導入のほか、世
IoTサービスの独スタートアップ企業ワンス(1NCE)は29日、ソフトバンクグループや電気通信大手のドイツテレコムから総額5,000万ドルの資金を調達したと発表した。事業の国際化促進とクラウドベースのIoTプラットホーム
ドイツ連邦統計局が29日発表した8月の輸入物価指数は前年同月を16.5%上回り、上げ幅は前月の同15.0%を一段と上回った。エネルギーと中間財がこれまでに引き続き全体を強く押し上げ、第2次石油危機の渦中にあった1981年
自動車部品大手の独コンチネンタルは29日、人工知能(AI)チップの中国スタートアップ企業、地平線機器人(ホライズン・ロボティクス)と合弁会社を設立することで合意したと発表した。車載AIの開発と商業化を加速することが狙い。
ドイツ連邦情報技術セキュリティ庁(BSI)が中国メーカー小米のスマートフォンの技術検査を開始した。同社製スマホに不当な検閲機能が組み込まれているとするリトアニア国防省の発表を受けたもの。監督官庁である連邦内務省の広報担当
航空大手の独ルフトハンザ・グループは28日、9月20~26日の週の米国向け路線のチケット販売数が前週比で約3倍に拡大したと発表した。入国制限の緩和で需要が急拡大しており、同社は投入機材数を増やして対応する意向だ。 特に需
化学大手の独コベストロは28日、これまで凍結してきたメチレンジフェニルジイソシアネート(MDI)のワールドスケール工場建設計画を再開すると発表した。需要の拡大が見込めるようになったことを受けた措置。2026年の稼働開始を
市場調査大手GfKが28日発表したドイツ消費者信頼感指数の10月向け予測値は0.3ポイントとなり、9月の確定値(-1.1ポイント)から1.4ポイント上昇した。同数値は昨年4月以来の高水準。新型コロナウイルス新規感染者の増
ドイツ連邦議会(下院)選挙が26日行われ、即日開票の結果、中道左派の与党・社会民主党(SPD)が連立先のキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)を破り、得票率と議席数で首位を獲得した。SPDが第一党となるのは2002年