欧州委員会が3月29日発表した同月のユーロ圏の景況感指数(ESI、標準値100)は94.4となり、前月の94.5から小幅ながら低下した。景況感の悪化は3カ月ぶり。
\ESI はEU内の企業経営者約13万人と約4万人の消費者を対象に、毎月最初の2週間に実施する聞き取り調査を通じてまとめられる。3月はサービス業が前月から0.6ポイント、小売業が1.8ポイント、消費者が0.6ポイントの幅で上昇したが、製造業が1.5ポイント、建設業が1.9ポイント低下した。
\EU27カ国ベースのESIは、前月を0.8ポイント上回る93.2。主要国ではドイツ、英国、スペインで悪化した。
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