2012/12/10

総合 –EUウオッチャー

ユーロ圏の7-9月GDP、設備投資など低迷

この記事の要約

EU統計局ユーロスタットは6日、ユーロ圏が景気後退入りした2012年7-9月期の域内総生産(GDP、速報値)統計の詳細を発表した。設備投資が落ち込んだほか、個人消費が停滞。輸出の伸びも鈍化し、景気が悪化した。(表参照)\ […]

EU統計局ユーロスタットは6日、ユーロ圏が景気後退入りした2012年7-9月期の域内総生産(GDP、速報値)統計の詳細を発表した。設備投資が落ち込んだほか、個人消費が停滞。輸出の伸びも鈍化し、景気が悪化した。(表参照)

\

設備投資は前期比0.7%減。また、各国が財政緊縮策を導入している影響で、公共支出が0.2%減少した。個人消費は横ばい。輸出は0.9%増となったものの、上げ幅は前期の1.6%から縮小した。

\

ユーロ圏のGDP実質伸び率は前期比でマイナス0.1%、前年同期比でマイナス0.6%となり、速報値と変わらず。EU27カ国ベースの伸び率も速報値と同じ前期比プラス0.1%、前年同期比マイナス0.4%だった。

\