2016年5月2日

1~3月の英成長率、0.4%に鈍化

英政府統計局が4月27日発表した2016年1~3月期の国内総生産(GDP、速報値)は前期比0.4%増となり、13四半期連続でプラス成長となった。ただ、伸び率は世界経済の停滞を受けて、前期の0.6%から縮小。伸びたのはサー […]

マジャールスズキ、船外機事業でボートメーカーと提携

スズキのハンガリー子会社マジャールスズキは4月28日、同国のセーリングボートメーカーであるフラーと戦略提携契約を結んだ。フラーのボートに船外機を供給するほか、製品の販売や開発で相互に協力。グローバルなセーリング市場の開拓

ギリシャ金融支援めぐる協議が難航、9日の合意目指す

ギリシャの金融支援をめぐる同国政府とEUなど債権団の協議が難航している。4月28日に開くユーロ圏の臨時財務相会合での決着が見込まれていたが、追加の財政緊縮策に関する調整が進まなかったため会合開催は延期され、改めて5月9日

独エーオン、ルーマニアのインフラ整備に1.7億ユーロ

独エネルギー大手エーオンのルーマニア子会社は4月26日発表した今年の事業計画で、同国のインフラ整備に7億8,300万レウ(約1億7,500万ユーロ)を投じることを明らかにした。4億3,300万レウ余りをかけて送電設備など

クラリオン、ロシアに販社設立

車載音響機器大手のクラリオンは4月27日、ロシアに販売会社「クラリオン ロシア LLC(CRU)」を設立し、5月から業務を開始すると発表した。グローバル成長戦略の一環で、将来の市場拡大が見込める同国での拡販を強化する。初

英のEU離脱、欧州全体に「深刻な影響」=OECD

経済協力開発機構(OECD)は4月27日、英国がEUを離脱した場合の影響を分析した報告書をまとめ、離脱によって英国の国内総生産(GDP)が2020年までに3%押し下げられるとの試算を公表した。英国との貿易が減少することで

ガスプロム、15年は5倍の増益

ロシア国営ガス会社のガスプロムが4月28日発表した2015年12月通期決算の純利益は7,870億ルーブル(約170億ユーロ)となり、前期の1,590億ルーブルから約5倍に拡大した。ルーブル安で欧州やその他の地域向けのガス

排出枠の無償配分に無効判決、欧州委に再計算を指示

欧州司法裁判所は4月28日、欧州委員会が設定したEU排出量取引制度(EU-ETS)の対象企業に対する排出枠の無償割り当てを無効とする判決を下した。EU-ETS第3期間(2013-20年)の排出上限を設定する際、加盟国から

独がEV購入に補助金、政府が発表

ドイツ政府は4月27日、電気自動車(EV)など環境対応車の購入者に補助金を支給すると発表した。これまでは補助金に否定的な立場をとってきたが、環境対応車の普及が目標を大幅に下回っていることなどを受けて方針を転換した。ただ、

3月のユーロ圏失業率10.2%、4年7カ月ぶり低水準に

EU統計局ユーロスタットが4月29日発表した3月のユーロ圏の失業率(速報値・季節調整済み)は10.2%となり、前月の10.4%から0.2ポイント低下した。景気の緩やかな回復に伴い雇用も改善し、失業率は2011年8月以来、

ユーロ圏景況感、4月は4カ月ぶり改善

欧州委員会が4月28日発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は103.9となり、前月の103から0.9ポイント上昇した。景況感の改善は4カ月ぶり。小売業を除いて上向いた。 ESIはEU内の企業経営者と

EU知的財産庁への商標登録出願、域内は約9万件

EU統計局ユーロスタットは4月25日、EU知的財産庁(EUIPO、旧欧州共同体商標意匠)が2015年に受け付けたEU28カ国からの商標登録出願件数は8万9,420件だったと発表した。ドイツが全体の2割以上を占めた。 EU

フィリップスが照明部門のIPOに傾斜、株式市況好転で

欧州電機大手のフィリップス(オランダ)は4月25日、照明部門を分離する計画について、新規株式公開(IPO)の実施を検討していることを明らかにした。これまではIPOと売却の両にらみだったが、株式市況が好転してきたことから、

米メディベーション、仏サノフィの買収提案を拒否

米製薬会社メディベーションは4月29日、仏サノフィの買収提案を拒否すると発表した。これに対してサノフィは、敵対的買収に乗り出すことも辞さない構えを示しており、激しい攻防戦が繰り広げられそうだ。 メディベーションはがん治療

ネスレと英R&R、アイス事業を合弁化

欧州食品・飲料大手のネスレ(スイス)は4月27日、英冷凍食品メーカーのR&Rアイスクリームとアイスクリーム事業を統合し、合弁会社を設立することで合意したと発表した。ネスレのアイス事業が消費者の志向の変化と競争激

デンソー、独に画像認識技術開発の新会社

デンソーは4月25日、画像認識技術を開発する新会社「デンソーADASエンジニアリングサービス」をドイツ南部のリンダウに設立すると発表した。安全分野の技術開発を強化する考え。同子会社の設立に伴い、スペイン企業フィコサ・イン

パナソニック、オートメーション規格でシーメンスと提携

パナソニックは4月26日、電子機器産業向けオートメーション規格を共同開発することで独同業シーメンスと基本合意したと発表した。パナソニックはインダストリー4.0(つながる工場)の本格化をにらんで独自に取り組んできたが、規格

ノキア、仏スマート機器メーカーを買収

通信機器大手のノキア(フィンランド)は4月26日、仏スマート機器メーカーのウィジングスを買収すると発表した。ウィジングスはウェアラブルの健康管理機器で知られる企業。ノキアは買収によって、初めて健康関連のデジタル製品市場に

ドイツ銀行、3四半期ぶりの黒字に

独銀最大手のドイツ銀行が4月28日発表した2016年1~3月期(第1四半期)決算の最終損益は2億3,600万ユーロの黒字となり、3四半期ぶりに赤字から脱却した。これまで利益を強く押し下げてきた法務リスクの引当金が大幅に減

フィアットの利益急増、北米販売好調で

欧州自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)が4月27日発表した2016年1~3月期(第1四半期)決算の純利益は4億7,800万ユーロとなり、前年同期の2,700万ユーロから急増した。北米での販売が

バイエル、1~3月の純利益13%増

製薬・化学大手の独バイエル4月)が26日発表した2016年1~3月期(第1四半期)決算の純利益は15億1,100万ユーロとなり、前年同期から13.3%増加した。全ての事業部門で増益を確保。特に医療用医薬品、動物薬部門、法

BASFが大幅減収、石油安と事業売却響く

化学大手の独BASFが4月29日発表した2016年1~3月期(第1四半期)決算の売上高は前年同期比29%減の142億800万ユーロと大幅に落ち込んだ。天然ガス販売・貯蔵事業の売却と石油価格の急落を受けて石油・天然ガス部門

サンタンデール銀、1~3月は5%減益

スペイン最大手銀行のバンコ・サンタンデールが4月27日発表した2016年1~3月期(第1四半期)決算は、純利益が16億3,000万ユーロとなり、前年同期から5%減少した。ブラジル、英国など大きな事業基盤がある国の通貨が対

BBVA、1~3月純利益54%減

スペイン2位銀行のバンコ・ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア(BBVA)が4月28日発表した2016年1~3月期(第1四半期)決算の純利益は709億ユーロで、前年同期から54%減少した。為替変動がマイナスに作用したほか、

英製薬大手GSK、1~3月は大幅減益

英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)が4月27日発表した2016年1~3月期(第1四半期)決算の純利益は2億8,200万ポンド(約3億6,300万ユーロ)となり、前年同期から97%減少した。前年同期にノバルティス

ユーロ圏の景気回復が加速、1~3月成長率が0.6%に拡大

EU統計局ユーロスタットが4月29日発表したユーロ圏の2016年1~3月期の域内総生産(GDP、速報値)は実質ベースで前期から0.6%増加し、12四半期連続のプラス成長となった。伸び率は前期の0.3%から大幅に拡大し、1

ユーロ圏インフレ率、再びマイナスに

EU統計局ユーロスタットが4月29日発表した同月の消費者物価統計(速報値)によると、ユーロ圏のインフレ率は前年同月比マイナス0.2%だった。インフレ率がマイナスとなるのは2月以来。前月は0%だった。 分野別ではエネルギー

ハンガリー、2カ月連続で利下げ

ハンガリー中央銀行の国立銀行(MNB)は4月26日、主要政策金利の3カ月物固定預金金利を0.15ポイント引き下げ、過去最低の1.05%とした。利下げは2カ月連続。政策金利の上限と位置付ける翌日物貸出金利も0.15ポイント

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