ユーロ圏景況感が急激に悪化、7月は長期平均割れ

ユーロ圏で景況感が急激に悪化している。欧州委員会が7月28日に発表した同月の景況感指数(ESI、標準値100)は99.0となり、前月の103.5から大幅に低下。長期平均の100を割り込んだ。

景況感の悪化は5カ月連続。分野別では製造業が3.5ポイント、0.9ポイント、サービス業が3.4ポイント、消費者が3.2ポイント、小売業が1.6ポイント、建設業が0.4ポイントの幅で前月を下回った。

EU27カ国ベースのESIは前月を4.2ポイント下回る97.6。主要国はスペインが5.0ポイント、ドイツが4.9ポイント、イタリアが3.4ポイント、フランスが0.1ポイントの幅で悪化した。

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