明治乳業、ブルガリアにR&D拠点を計画

明治乳業がブルガリアに研究開発(R&D)センターを設置する。同国経済産業省がこのほど発表したもので、「ブルガリア菌」と呼ばれる乳酸菌「ラクトバチルス・ブルガリクス」を使った乳製品やその他の製品を新たに開発する。

国営企業LBブルガリクムと共同でセンターを開設する。同社は発酵食品の製造販売や、乳酸菌スターター(種菌)の国外向け販売などを手掛けており、明治乳業には「ブルガリア」ブランドのライセンスを付与している。両社は共同研究などを通じ長年にわたり協力関係にある。

同プロジェクトは明治乳業が日本初のブルガリアヨーグルトを発売してから50年になるのを記念して立ち上げられた。R&Dセンターで開発した新製品は2025年の大阪・関西万博で紹介する予定。

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