欧州委員会が5月30日に発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は96.5となり、前月の99.0から2.5ポイント下落した。ESIの低下は2カ月ぶり。2022年11月以来の低水準に落ち込んだ。
分野別では製造業が2.4ポイント、サービス業が2.9ポイント、小売業が4.4ポイント、建設業が0.7ポイントの幅で低下した。消費者は0.1ポイント改善した。
EU27カ国ベースのESIは前月を1.9ポイント下回る95.2。主要国はスペインが3.0ポイント、ドイツが2.9ポイント、イタリアが2.3ポイントの低下となった。フランスは1.5ポイント上昇した。