2014/12/8

東欧・ロシア・その他

ハンガリー政府、8位銀行をGEキャピタルから買収

この記事の要約

ハンガリー政府は4日、米ゼネラル・エレクトリック(GE)の金融子会社GEキャピタルから国内8位銀行のブタペストバンクを買収することで基本合意したと発表した。買収額は非公表。来年6月末までの買収手続き完了を予定している。 […]

ハンガリー政府は4日、米ゼネラル・エレクトリック(GE)の金融子会社GEキャピタルから国内8位銀行のブタペストバンクを買収することで基本合意したと発表した。買収額は非公表。来年6月末までの買収手続き完了を予定している。

ハンガリーのオルバン政権は国内金融市場を支配する外資系銀行を買収し、地場資本とする政策を推進している。政府の銀行に対する統制力を強め、貸し渋りを解消することなどが狙いで、買収後に民営化し、国内の投資家に売却する形となる。ブタペストバンクの買収も同政策に沿ったもので、政府系開発銀行MFBの投資部門を通じて実施する。

ハンガリー政府は今年、独バイエルン州立銀行のハンガリー子会社MKBを5,500万ユーロで買収した。バルガ国家経済相は記者会見で、ブタペストバンクを1~2年以内に売却する意向を表明。MKBと統合した上で売却する可能性があることも明らかにした。

ブタペストバンクは資産額ベースで国内8位の銀行。GEは金融事業を縮小する戦略に基づき、同行の売却を模索していた。