欧州委員会動向、EU域内産業・サービス・政策をウオッチ

2014/12/8

東欧・ロシア・その他

ポーランド中銀、政策金利据え置き

この記事の要約

ポーランド中央銀行の国立銀行(NBP)は3日の金融政策理事会で、政策金利を史上最低水準の2%に据え置くことを決定した。据え置きは2カ月連続。消費者物価が下落しているものの、景気の底堅い回復を受けて新たな利下げは見送った。 […]

ポーランド中央銀行の国立銀行(NBP)は3日の金融政策理事会で、政策金利を史上最低水準の2%に据え置くことを決定した。据え置きは2カ月連続。消費者物価が下落しているものの、景気の底堅い回復を受けて新たな利下げは見送った。

ポーランドの経済は堅調で、7~9月期の国内総生産(GDP)は前期比で3.5%増加した。ただ、物価が上がらない状況が続いており、10月のインフレ率は前年同月比マイナス0.6%と4カ月連続で下落した。