2015/1/12

東欧・ロシア・その他

フィッチがロシアを格下げ、投資適格級の最低水準に

この記事の要約

大手格付け会社フィッチ・レーティングスは9日、ロシアの長期信用格付けを1段階引き下げ、投資適格級の最低水準となる「BBBマイナス」にしたと発表した。原油安、ルーブル安の進行、ウクライナ問題をめぐる欧米の制裁などによる経済 […]

大手格付け会社フィッチ・レーティングスは9日、ロシアの長期信用格付けを1段階引き下げ、投資適格級の最低水準となる「BBBマイナス」にしたと発表した。原油安、ルーブル安の進行、ウクライナ問題をめぐる欧米の制裁などによる経済見通しの悪化を受けたもの。格付け見通しも「ネガティブ(弱含み)」とし、投機的水準への格下げを示唆した。

フィッチによるロシアの格下げは2009年以来。大手格付け会社では米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が昨年4月に「BBBマイナス」に格下げしていた。S&Pは先月、今年1月中旬に実施する格付け見直しで、格下げの可能性が50%以上あると警告しており、これが実施されれば投資不適格級に転落することになる。