2015/2/2

東欧・ロシア・その他

GM、ロシア工場の生産縮小

この記事の要約

米ゼネラル・モーターズ(GM)は1月29日、ロシア・サンクトペテルブルク近郊にある工場の生産を縮小すると発表した。原油価格の下落や欧米の制裁により同国の自動車市場の低迷が続いているためで、3月半ばから5月半ばまで操業を停 […]

米ゼネラル・モーターズ(GM)は1月29日、ロシア・サンクトペテルブルク近郊にある工場の生産を縮小すると発表した。原油価格の下落や欧米の制裁により同国の自動車市場の低迷が続いているためで、3月半ばから5月半ばまで操業を停止する。GMは同工場で「シボレー・クルーズ」「オペル・アストラ」、「シボレー・トレイルブレイザー」を生産している。

GMはまた、ルーブル安の進行で利益が目減りしているため、乗用車の販売価格を引き上げることも明らかにした。

ロシア経済の減速は他の自動車メーカーにも影響を与えており、同日には米フォードが今年の欧州事業の損失が想定を上回るとする見通しを発表したほか、独フォルクスワーゲン(VW)も数億ユーロの損失が出ていることを明らかにした。

欧州ビジネス協会(AEB)によると、GMの昨年のロシアでの販売台数は前年比で26%減となる25万8,000台にとどまった。主力ブランドの「シボレー」は前年比29%減の12万3,175台だった。