欧州委員会動向、EU域内産業・サービス・政策をウオッチ

2015/2/9

西欧

ダイムラー、14年営業利益は27%増

この記事の要約

独自動車大手ダイムラーは5日、2014年12月通期決算の営業利益(EBIT、継続事業ベース)は101億4,600万ユーロとなり、前期比で27%増加したと発表した。主力の乗用車部門メルセデス・ベンツ・カーズが好調で収益を押 […]

独自動車大手ダイムラーは5日、2014年12月通期決算の営業利益(EBIT、継続事業ベース)は101億4,600万ユーロとなり、前期比で27%増加したと発表した。主力の乗用車部門メルセデス・ベンツ・カーズが好調で収益を押し上げた。

売上高は1,298億7,200万ユーロで、10%増加。メルセデス・ベンツ・カーズは14%の増収を確保した。

非継続事業を含むEBITは1%減の107億5,200万ユーロに落ち込んだ。比較対象の13年12月期は欧州航空宇宙大手EADS(現エアバスグループ)株の売却益30億ユーロ強を計上しており、その反動が出た。最終利益は欧州のトラック販売をめぐるカルテル問題で引当金6億ユーロを計上した影響で、16%減の72億9,000万ユーロに落ち込んだ。