2015/3/30

東欧・ロシア・その他

ロシア、ヨルダン初の原発建設で提携

この記事の要約

ロシア国営原子力企業ロスアトムは24日、ヨルダンに同国初の原子力発電所を建設することでヨルダン政府と提携合意したと発表した。北部のアズザルカに出力1,000メガワットの原子炉2基を設置する。投資額は10億米ドルで、ヨルダ […]

ロシア国営原子力企業ロスアトムは24日、ヨルダンに同国初の原子力発電所を建設することでヨルダン政府と提携合意したと発表した。北部のアズザルカに出力1,000メガワットの原子炉2基を設置する。投資額は10億米ドルで、ヨルダン政府が51%、ロスアトムが49%を出資。原子力発電所の運営母体となるプロジェクト会社の設立も計画している。

原発施設はロスアトムが1995年にインドで建設したものと同じ設計で、1号炉が2022年、2号炉が2024年の稼働を目指す。エネルギーの輸入依存度が高いヨルダンは、急速な工業化と人口増加による電力需要の急増に応えるため、価格競争力のある原子力発電の導入を計画。13年秋にロスアトムへの発注を決めた。

ロスアトムは今年初めにハンガリーで原子炉2基の建設を受注したほか、2月にはエジプトと同国初の原子力発電所建設で覚書に調印するなど、国際事業展開を加速させている。同社の年間建設予算は3億~3億5,000万米ドルとされる。