欧州格安航空(LCC)最大手のライアンエアー(アイルランド)は7日、イスラエル便を就航すると発表した。欧州3都市からエイラート近郊のオブダ空港に乗り入れる。イスラエルは同社にとって31カ国目の乗り入れ地となる。
ライアンエアーはEUとイスラエルが2年前に締結した航空自由化(オープンスカイ)協定に基づき、イスラエルに乗り入れる。11月からハンガリーのブダペスト、ポーランドのクラクフ、リトアニアのカウナスとオブダ空港を結ぶ便を運行する。各路線とも週2便となる。
エイラートは紅海に面したリゾート地。冬でも温暖で、大きな観光需要があるとして乗り入れを決めた。3路線で年4万人の利用を見込む。