独ルフトハンザ航空は18日、大阪~フランクフルト線と成田~フランクフルト線で22日からプレミアムエコノミークラスを導入すると発表した。すでに羽田~フランクフルト線、羽田~ミュンヘン線、名古屋~フランクフルト線では同サービスを提供しており、すべての日本路線に導入することになる。
プレミアムエコノミーはエコノミーとビジネスの中間のクラスで、エコノミーに比べ座席がゆったりしサービスも充実している。エコノミーとビジネスでは料金の差が大きく、その穴を埋めるサービスとして近年、人気が高まっている。
ルフトハンザは同サービスの後発組。以前はプレミアムエコノミーを設けるとビジネスクラスから顧客が流出する恐れがあるみて導入を見合わせていたが、企業の経費節減を受けてビジネスクラスを利用できない出張者が増えたことから、こうした顧客のニーズに合致したプレミアムエコノミーを昨年、初めて導入した。