2015/11/16

EU情報

カタルーニャ州議会、独立手続き開始を決議

この記事の要約

スペイン・カタルーニャ自治州の州議会は9日、スペインからの分離・独立に向けた手続きを開始する決議案を賛成72、反対63で可決した。中央政府は独立に反対しているが、9月の選挙で独立派が過半数を占めた州議会は2017年の独立 […]

スペイン・カタルーニャ自治州の州議会は9日、スペインからの分離・独立に向けた手続きを開始する決議案を賛成72、反対63で可決した。中央政府は独立に反対しているが、9月の選挙で独立派が過半数を占めた州議会は2017年の独立を目指し、手続きを進める。

カタルーニャ州は独立志向が強く、2014年に実施された独立の是非を問う非公式の住民投票では、賛成が約8割に達した。9月の州議会選では、マス州首相率いる独立推進派の政党連合と極左政党CUPが72議席を獲得し、過半数の68議席を超えた。

マス州首相は選挙戦で、独立派が過半数を占めれば18カ月以内に独立を宣言すると公約していた。今回の決議は同方針に沿ったもので、カタルーニャ独自の財政、社会保障制度の創設に向けた法整備に30日以内に着手することなどが盛り込まれている。

中央政府のラホイ首相は憲法裁判所に提訴し、憲法裁は11日に決議は無効とする判断を下したが、決議には独立手続きがスペインの裁判所の決定に左右されないとする文言が入っている。