仏タイヤ大手のミシュランは8日、ハンガリーの物流拠点を拡張し、欧州配送センターとしての機能を持たせると発表した。投資額は700万ユーロに上る。
同社はブダペスト近郊にある物流拠点の床面積を2万平方メートルから3万平方メートルに拡張するほか、事務所棟を新設する。2016年末に完了し、欧州で展開する30を超える工場からタイヤを集荷して中欧・南欧15カ国へ配送できる態勢を整える。
現地MTI通信によると、ミシュランのハンガリー子会社は昨年2,470億フォリント(約7,900万ユーロ)の売上高を計上した。