伊保険最大手のゼネラリは14日、スイスのプライベートバンク部門BSIグループの売却について、ブラジルの投資銀行グルポBTGパクチュアルと交渉を進めていることを明らかにした。
ゼネラリは財務強化のため、非中核事業を売却して2015年までに40億ユーロを調達することを目指しており、昨年に米国の再保険部門、メキシコ部門を売却した。グルポBTGとは、BSIグループの全株式を売却する方向で協議している。
ゼネラリが15日発表した2014年1~3月期(第1四半期)決算の純利益は6億6,000万ユーロで、前年同期から9.4%増加した。生保部門の復調、損保部門の収益拡大に支えられ、増益を確保した。