伊ウニクレディトが減益、合理化費用など響く

伊最大手銀行ウニクレディトが9日発表した2015年12月通期決算の純利益は17億ユーロとなり、前期から17%減少した。オーストリアなどで実施する合理化の費用や、国内の地方4銀行を救済する基金への拠出が収益を圧迫した。

これらの要因を除いた利益は22億ユーロだった。10~12月期の純利益は1億5,300万ユーロで、前年同期の1億7,000万ユーロを下回った。

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