印自部品ソナ、ハンガリーに新工場

ハンガリーのシーヤールト外務貿易相は5日、インド自動車部品メーカーのソナがハンガリー北東部のポルゴールに新工場を建設することを明らかにした。投資額は42億フォリント(約1,300万ユーロ)で、130人の雇用を創出する。

シーヤールト外相は4日から3日間、ニューデリーで同国のスワラジ外相らと外交、経済、文化などの分野での二国間協力について協議した。そのうち5日に行われた経済分野の協議では、インドの低所得者向け住宅2,000万戸建設プログラムに参加するため、プレハブ住宅メーカーのグレマウンド・ハンガリーと現地企業が合弁会社を設立することで合意したほか、ハンガリーによるインドの原子力技術者育成への協力も取り決めた。

シーヤールト外相によると、ハンガリーとインドの年間貿易高は約6億ユーロで、インド企業の対ハンガリー投資額は累計約20億ドルに上る。近年ではタイヤメーカーのアポロタイヤズや自動車部品のサムヴァルダナ・マザーソン・グループ(SMG)がハンガリーでの工場建設に大型投資している。

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