オペルの独工場が操短、英のEU離脱で

米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の欧州子会社オペルは19日、独リュッセルスハイムとアイゼナハ工場の操業を年末まで短縮することを明らかにした。英国のEU離脱が決まったことで、同国での販売が落ち込んでいることを受けた措置となる。

GMの英子会社ボクソールは同国で乗用車を生産しているものの、英国で販売する車両の大半は大陸欧州からオペルが供給している。オペルは操短の規模について、中型車「インシグニア」と小型車「コルサ」の販売動向を見極めて決めるとしている。

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