ネスレ、上期の純利益9%減

欧州食品・飲料大手のネスレ(スイス)が18日発表した2016年1~6月期決算の純利益は41億スイスフラン(約39億ユーロ)となり、前年同期から9.1%減少した。販売が伸び悩んだほか、税の繰り延べが収益を圧迫した。

売上高は約1%増の431億6,000万スイスフラン。販売は北米で伸びたが、中国で低迷し、小幅の増収にとどまった。

ネスレは6月、ポール・ブルケ最高経営責任者(CEO)が年末で退任し、独医療サービス大手フレゼニウスの医療サービス大手のウルフ・シュナイダーCEOが後任となる人事を発表していた。

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