7月のユーロ圏失業率、横ばいの10.1%

EU統計局ユーロスタットが8月31日発表した7月のユーロ圏の失業率(速報値・季節調整済み)は10.1%となり、前月から横ばいだった。失業率は改善傾向にあり、前年同月と比べると0.7ポイント低下したが、ここにきて足踏み状態となっている。(表参照)

EU28カ国ベースの失業率は8.6%。こちらも前月と同水準だった。主要国ではドイツが4.2%、フランスが10.3%、イタリアが11.4%、スペインが19.6%。スペインは0.3ポイント、イタリアは0.2ポイント、ドイツは0.1ポイントの幅で改善したが、フランスは0.2ポイント上昇した。

同月の失業者数はユーロ圏が前月を4万3,000人下回る1,630万7,000人、EUが同2万9,000人減の2,106万3,000人と推定されている。

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