独製薬・化学大手のバイエルが26日発表した2016年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は11億8,700万ユーロで、前年同期から18.8%増加した。主力の処方薬部門と、法的に分離した樹脂子会社コベストロが好調で、収益を押し上げた。売上高は2.3%増の112億6,200万ユーロだった。
処方薬部門の売上高は7.3%増の41億5,200万ユーロ。同社が最重視する5種類の新薬(「イグザレルト」「アイリーア」「スチバーガ」「ゾフィーゴ」「アデムパス」)の売上高は28.9%増の13億9,500万ユーロに達した。