矢崎総業、ブルガリア第3工場に2300万ユーロ投資

矢崎総業はこのほど、ブルガリアで建設している同国3番目の工場に、2019年までに4,550万レフ(約2,320万ユーロ)を投資することを決めた。

中部ディミトロフグラード近郊のクレポストに建設中の同工場は、4月に稼働の予定。独ダイムラーのメルセデス「Aクラス」と「Vクラス」向けにワイヤーハーネス部品を供給する。

矢崎は2006年に南東部のヤンボルに工場を開設し、ブルガリアに進出した。同工場では3,700人を雇用し、ルノーとフォードに製品を供給している。一方、12年に操業を開始した東部のスリヴェン工場では1,300人体制でフォード「トランジット」用の部品を生産する。2015年の同国事業の売上高は2億9,820万レフ(約1億5,200万ユーロ)だった。

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