欧州委員会動向、EU域内産業・サービス・政策をウオッチ

2014/4/7

東欧・ロシア・その他

ポーランド航空が黒字転換、合理化が奏功

この記事の要約

ポーランド航空最大手のLOTポーランド航空が3日発表した2013年12月通期決算で2,600万ズロチ(約624万ユーロ)の純利益を計上し、前期の赤字(1億9,600万ズロチ)から黒字に転換した。合理化が奏功して収益が改善 […]

ポーランド航空最大手のLOTポーランド航空が3日発表した2013年12月通期決算で2,600万ズロチ(約624万ユーロ)の純利益を計上し、前期の赤字(1億9,600万ズロチ)から黒字に転換した。合理化が奏功して収益が改善し、2008年以来5年ぶりの黒字となった。

経営危機に直面していた同社は、政府から公的支援を受ける見返りとして、EUから便数縮小などを求められている。このため、13年の利用者は5%減の460万人に後退した。しかし、燃料効率が高い「ボーイング787ドリームライナー」を北米、北京線に投入したことによる燃料費圧縮や、賃金カット、機内サービス効率化などの合理化で、黒字転換を果たした。