スイス製薬大手ノバルティスが18日発表した2018年4-~6月期(第2四半期)決算の純利益は77億6,800万ドルとなり、前年同期の19億7,900万ドルから約4倍に拡大した。英同業グラクソ・スミスクライン(GSK)と共同で設立した一般医薬品合弁会社の株式36.5%をGSKに譲渡したことによる57億ドルの特別利益が大きかった。
売上高は7%増の131億5,800万ドル。営業利益は9%増の24億8,400万ドルだった。主力の特許薬部門は売上高が10%増の88億7,600万ドル、営業利益が11%増の22億5,200万ドルとなっている。