VW、4~6月期の営業利益13%減

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が1日発表した2018年4~6月期(第2四半期)決算の営業利益は39億4,800万ユーロとなり、前年同期から13.2%減少した。ディーゼル車の排ガス不正問題に絡む罰金などの費用として16億ユーロを計上したことが響いた。売上高は3.4%増の611億4,900万ユーロ。

不正問題関連で計上した費用は、総額で274億ユーロに拡大した。特別費を除いた営業利益は22.7%増の55億8,300万ユーロと大きく伸びた。

税引き前利益は44億9,500万ユーロで、6.8%増加した。同利益が営業利益よりも大きいのは、中国合弁の利益はVWの営業利益に含まれず、金利収入として税引き前利益に計上されるため。

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