仏最大手銀行のBNPパリバが1日発表した2018年4~6月期(第2四半期)決算の純利益は23億9,300万ユーロとなり、前年同期から0.1%減少した。国際金融サービス部門が好調だったが、欧州で低金利が続いていることなどで収益がわずかながら悪化した。
総収入は2.5%増の112億600万ユーロ。資産管理、保険などを含む国際金融サービス部門が8.7%増となった。一方、法人向け銀行業務・投資銀行部門(CIB)、債券取引などトレーディング部門は低金利、為替変動が不利に働いた影響で、それぞれ6.8%、17.4%の減収だった。
1~6月期ベースでは、純利益が前年同期比7.7%減の39億6,000万ユーロ、総収入が1%減の220億400万ユーロだった。