チェコ政府が政府機関であるチェコインベスト(投資促進)、チェコトレード(貿易振興)、チェコツーリズム(観光局)の統合を計画している。ハヴリチェック商工相が6月24日、国営ラジオ局とのインタビューで明らかにしたもので、3機関が密接に連係し、サービスを一括して提供できるようにする目的。来年初めの統合を目指す。
同商工相によると、3機関の統合により、施設の賃貸費などで20~30%の経費削減が可能となる。また、経理、マーケティング、人事、イノベーション担当部署の統合により、職員数を50~60人減らすことができる。ただ、各機関の名称は対外的に定着しているため、統合後も存続させる考えだ。