英中央銀行のイングランド銀行は1月30日に開いた金融政策委員会で、政策金利を0.75%に据え置くことを決めた。景気の低迷は続いているものの、EU離脱が確定したことで先行き不透明感が低下したほか、...
2020/2/3
EU情報
英中銀が金利据え置き、移行期間後の金融緩和に含み
この記事の要約
ただ、EU離脱後の急激な変化を避けるための「移行期間」が終了する2020年末以降の状況が読めないため、経済成長が軌道に乗らない場合は金融緩和を実施する可能性を示唆した。
20年の実質成長率も金融危機以降で最も低い0.8%にとどまるとの予測を示し、「国内外の経済指標に前向きなシグナルが持続しない場合、英成長率の回復見込みを強化する政策が必要になるだろう」と指摘した。
来年以降にEU離脱が経済成長の重しになる可能性があると指摘し、金融政策で成長を下支えする必要があるか見極める方針を示した。
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