欧州銀行監督機構(EBA)は1月31日、EU域内の大手銀行51行を対象とする2020年のストレステスト(健全性審査)を開始した。歴史的低金利の長期化と景況感の悪化に加え、世界情勢の不透明性や貿易...
2020/2/3
EU情報
EBAが51行対象にストレステスト、低金利長期化で審査厳格化
この記事の要約
欧州銀行監督機構(EBA)は1月31日、EU域内の大手銀行51行を対象とする2020年のストレステスト(健全性審査)を開始した。
英国は同日付でEUを離脱したが、ストレステストは移行期間に実施されるため、英銀も審査対象に含まれている。
22年までに失業率が3.5ポイント上昇するほか、株価は先進国で25%、新興国で40%下落し、住宅価格は16%下落するとの悪化シナリオを想定した。
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