ソフトバンク、スウェーデンのクラウド企業に10%出資

クラウドサービスを手がけるスウェーデンのシンチは11月30日、ソフトバンクグループが同社の株式約10%を取得したと発表した。取引額は59億4,000万クローナ(約730億円)に上る。

シンチは320万株の新株を1株当たり1,050クローネで発行し、約33億クローナを調達。うち120万株をソフトバンク傘下のSBマネジメントが引き受けた。さらにSBマネジメントはシンチの創業者を含む大株主から520万株を1株当たり900クローナで取得し、合わせて株式の10.1%を握った。

シンチは企業向けに、顧客とコミュニケーションをとる場合に利用するクラウド型の音声、動画、メッセージ配信システムを提供する企業。2008年に創業してから急成長しており、今年に入って株価は300%近く上昇している。

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