ルーマニアのユーアイパス、米APIサービス企業を買収

ロボットを使った定型業務の自動化(RPA)ソリューションを手がけるルーマニアのスタートアップ、ユーアイパスは24日、企業向けAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)の統合プラットフォームを開発する米クラウド・エレメンツを買収したことを明らかにした。取引額は明らかにされていない。今回の買収により、企業レベルのユーザーインターフェースとAPIによるオートメーション技術を単一のプラットフォームで提供できるようになる。

デンバーに拠点を置くクラウド・エレメンツはAPI統合プラットフォームをクラウド上で提供している。同プラットフォームではシステム開発者がAPIの公表、統合、集約、管理などあらゆる作業を行うことができる。

同社の取引先には独ソフトウエア大手SAPや米キャピタル・ワン、ドクサイン、アクスウェイ、ペイシンプル、チームペイ、ゼロックスなどがある。

ユーアイパスは今年2月にシリーズFの資金調達ラウンドを実施し、7億5,000万ドルの調達に成功した。評価額は350億ドルに上る。

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