スズキのハンガリー子会社であるマジャール・スズキはこのほど、北西部のエステルゴム工場で年末まで操業短縮を継続すると発表した。生産モデル変更によるもので、来年初めには従来の2交代制に復帰するという。14日付の現地経済紙ナピ・ガズダシャーグが伝えた。
エステルゴム工場では「スプラッシュ」と「SX4」の生産が終了した。「Sクロス」と「スウィフト」の出荷を続けるとともに、来年初めまでに「ビターラ」の改良モデルの生産体制を整える。従業員の解雇は行わない。今年の生産台数は計画通り15万台に達する見通しだ。