2019年6月5日

北マケドニア・アルバニアと加盟交渉開始、欧州委が勧告

欧州委員会は5月29日に発表した欧州連合(EU)拡大に関する年次報告書で、加盟候補国となっている北マケドニア(旧マケドニア)とアルバニアについて、加盟交渉の開始を現加盟国に勧告した。加盟国は近く交渉開始の是非を判断する。 […]

チェコ国立銀、準備通貨として人民元を採用

チェコ国立銀行はこのほど、準備通貨に人民元(RMB)を採用することができるよう規則を改定した。外貨保有高の拡大を受けて、投資対象を増やす目的。現時点ではまだ人民元を購入していない。 国立銀によると、人民元は準備金というよ

シェル、アルバニアで新油田発見

英蘭石油大手ロイヤル・ダッチシェル傘下のシェル・アップストリーム・アルバニアは5月24日、アルバニア南部のシピラグ山地での試験掘削で新たな石油鉱脈を発見したと発表した。1日あたり推定1,000バレルの産出が可能とみられる

オーストリア航空機部品FACC、クロアチアに工場を計画

オーストリアの航空機部品メーカー、フィッシャー・アドバンスト・コンポジット・コンポーネント(FACC)がクロアチアに工場設置を計画している。投資額は3,300万ユーロ。内装部品とエンジン部品を生産し、エアバス、ボーイング

コソボとマケドニアをつなぐ新高速道が開通

コソボの首都プリシュティナからマケドニア北部との国境に至る新高速道路が5月29日開通した。開通式に出席したコソボのハラディナイ首相は、「両国間の物流や人の移動の迅速性と安全性が高まる」と述べ、「両国の経済関係がさらに密接

トルコ経済成長率、1-3月期はマイナス2.3%

トルコ統計局(TUIK)が5月31日発表した2018年1-3月期(第1四半期)の国内総生産(GDP、季節調整済)は前年同期比で2.3%減少した。前期比では1.3%増とプラス成長に復帰したものの、その背景には地方選挙を前に

トルコの5月インフレ率18.7%、2カ月連続で低下

トルコ統計局(TUIK)が3日発表した5月の消費者物価指数(CPI)の上昇幅は前年同月比で18.7%となり、前月(19.5%)から0.8ポイント縮小した。インフレ率の低下は2カ月連続で、2018年8月(17.9%)以来の

米ソフト開発サイバーキューブ、タリンに研究開発拠点

米国のソフトウエア開発会社サイバーキューブ・アナリティクスは先ごろ、エストニアの首都タリンに開発センターを開設した。同社は主に保険会社に対し、サイバーリスクに関する保険の引き受けにおける意思決定支援用のサービスプラットフ

ロシア、カリーニングラードに大型港を計画

ロシアがバルト海に面した飛び地のカリーニングラード州に大水深港を建設する。現地紙『コンメルサント』が先ごろ報じたもので、すでにプーチン大統領が計画を承認した。総事業費は31億ドルを超える見通しで、うち4分の1を政府が助成

ロシア国鉄、日欧間のコンテナ一貫輸送開始

ロシアの海運会社FESCOと国営ロシア鉄道(RZ)はこのほど、シベリア鉄道を経由して横浜港からポーランド西部のヴロツワフまで運ぶコンテナ一貫輸送を開始した。同ルートを利用することで輸送日数が19日まで短縮される。従来のス

カザフ原子力公社、PV事業を国際企業連合に売却

カザフスタンの原子力公社、カズアトムプロム(KazAtomProm)は5月末、太陽光発電(PV)事業をロシアのヤドラン・ソーラー、仏ECMグリーンテック、中国カセン/カナディアン・ソーラーからなる国際企業連合に売却したと

韓国へ出稼ぎ~中央アジア

中央アジアからの出稼ぎ先といえばロシアが定番だったが、ここにきて韓国の人気が上昇している。ロシアよりも賃金が高く、治安も良いというのが理由だ。 韓国に来る中央アジア人には3つのタイプがある。まずは朝鮮民族系の人々(高麗人

エアバス・ヘリコプターズ、ハンガリー南東部に部品工場

欧州航空宇宙大手エアバスの仏子会社エアバス・ヘリコプターズは5月28日、ハンガリー南東部のジュラに部品工場を建設すると発表した。現地政府と昨年末に交わした長期的な産業提携プロジェクトの覚書に基づくプロジェクトで、エアバス

ハンガリー、7月から雇用関連税を引き下げ

ハンガリーのヴァルガ財務相は5月30日、雇用関連税のひとつで雇用主が負担する社会貢献税の税率を7月から17.5%に引き下げると発表した。同税率は現在19.5%。減税を通じて経済成長と雇用創出を図る。ヴァルガ財務相は「EU

チェコ国営電力CEZ、国外事業を縮小

チェコ国営電力CEZが海外事業の縮小を進めている。国内事業への集中が目的で、ブルガリア、ルーマニア、トルコ、ポーランドの資産売却を検討中だ。今月26日の株主総会での承認を待って実行に移す見通し。売却総額は最大で数百億コル

ブルガリア、米国からLNGを輸入

ブルガリア国営のブルガルガス(Bulgargaz)が米国からの天然ガス輸入を開始した。ロシアへの依存を緩和する政策に基づくもので、今回と次回で計1億4,000万立方メートルを調達する。 米シェニール・エナジーに発注した液

シュコダ自、サブブランド「iV」発表

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車はこのほど、電動車に特化したサブブランド「iV」を発表した。また、シュコダ自にとって初の純粋な電気自動車となる小型電気自動車「CITIGOe iV」

米自動車シート大手のアディエント、セルビア工場が着工

米自動車部品大手のアディエントが5月31日、セルビア西部のロズニツァで新工場の建設に着手した。投資額は2,000万ドル。年末の完工を見込む。 アディエントは市当局からシャパク工業団地内にある4.3ヘクタールの用地の無償提

自動車大手4社、ロシア裁判所の不正を告発

自動車の世界大手4社が、ロシア南部クラスノダール地方の裁判所を告発した。裁判所の判決で支払いを命じられた損害賠償の金額が高すぎ、消費者保護法の乱用に当たると主張している。被害額は合わせて2億ルーブル(275万ユーロ)に上

長城汽車、ロシアでSUV現地生産

中国自動車大手の長城汽車(GWM)が5日からロシア新工場で新型SUV(スポーツタイプ多目的車)「ハバルF7」の量産に入る。年間15万台を出荷する計画だ。 GWMは5億ドル強を投じて、モスクワ近郊のトゥーラ州に新工場を設置

ベラルーシ商用車大手MAZ、小型商用車を発売

ベラルーシの商用車大手で国営のミンスク自動車工場(MAZ)がカーゴバンとマイクロバスを発売した。欧州メーカーのモデルと比べて安価なのが特徴で、MAZ傘下の機械・建設用金属構造材メーカー、ブレストマシの工場で組み立てている

ポーランド労働省、最低賃金8.9%引き上げを提案

ポーランド労働省は5月29日、来年から最低賃金を2,450ズロチ(570ユーロ)に引き上げることを提案した。増加率は8.9%となる。時給では現行の14.7ズロチ(3.4ユーロ)から16ズロチ(3.7ユーロ)に引き上げる。

リトアニア国営電力、ポーランド風力発電事業を買収

リトアニア国営電力会社のリェトゥヴォス・エネルギヤ(Lietuvos Energija)は5月28日、スペインの風力発電企業インヴァル・グリーンエナジー(IGE)から、ポーランドの風力発電開発プロジェクトを買収したと発表

ハンガリー2-4月失業率3.5%、前期から改善

ハンガリー中央統計局(KSH)が5月29日発表した2-4月期の失業率は3.5%となり、前期から0.1ポイント改善した。前年同期比では0.3ポイントの改善。15~74歳の失業者数は16万2,400人で、前年同期から1万4,

太陽エネルギー開発 ウクライナ

電動ブラインドとソーラーパネルを組み合わせたスマートブラインドを製造・販売している。家庭用ブラインドで発電できるようにしたもので、同種の製品としては世界初となる。ブラインドの遮光性と電力の自給により最大で70%の節約効果