2010/2/10

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

米後発医薬品Alvogen、ルーマニアに事務所開設

この記事の要約

米国の後発医薬品(ジェネリック薬)メーカーAlvogenはこのほど、ルーマニアに現地法人を設立し、首都ブカレストに事務所を開設した。同社は医薬品の安全管理、規制などに通じた従業員約60人を新規雇用し、5年以内に国内医薬品 […]

米国の後発医薬品(ジェネリック薬)メーカーAlvogenはこのほど、ルーマニアに現地法人を設立し、首都ブカレストに事務所を開設した。同社は医薬品の安全管理、規制などに通じた従業員約60人を新規雇用し、5年以内に国内医薬品市場で大手の一角に食い込むことを目指す。

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現地経済紙『ジアルル・フィナンチアル』などによると、同社は心臓病やがん、神経・消化器系統などの治療薬50品目以上について2年以内に販売の承認を得たい考え。2011年に1,000万米ドルの売上げを目指す。ルーマニアの製薬市場は約30億ドルだが、同社はさらに大きく成長すると見込む。

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なおAlvogenルーマニア法人の社長は、アイスランドの後発医薬品大手アクタビスのルーマニア法人社長を務めていたLaurentiu Scheusan氏。Alvogenグループの社長はアクタビスの前社長だったRobert Wessmann氏で、同氏が元同僚を引き抜いた形となった。

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