2010/4/21

ロシア

GE、カルーガでガスタービン生産か

この記事の要約

米ゼネラル・エレクトリックの電力設備子会社GEエナジーが、カルーガでガスタービンの生産を計画している。同社のロシア支社長パホモフ氏がこのほど、現地経済紙『ベドモスチ』に明らかにした。同支社長によると、今年下期にも正式に決 […]

米ゼネラル・エレクトリックの電力設備子会社GEエナジーが、カルーガでガスタービンの生産を計画している。同社のロシア支社長パホモフ氏がこのほど、現地経済紙『ベドモスチ』に明らかにした。同支社長によると、今年下期にも正式に決定されるという。ロシアでは今後、電力設備への投資増加が見込まれており、現地生産で商機拡大を狙う。

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GEエナジーでは現在、カルーガに5,000万米ドルを投じ、ガスタービンの修理やアフターサービスを行うエネルギー技術センターを建設中。同所に併設して、生産設備を構える予定という。パホモフ支社長は「工場建設は1年以内に済む」としており、決定されれば2011年末までに完成することになる。生産規模や投資額は明らかにされていない。

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ロシア・エネルギー省の予測によると、同国では2015年までに計25~33ギガワットの発電所が新設される見通し。これに加え、老朽化した発電所のタービン交換も見込めるという。

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GEエナジーはこれまで、フランスや米国で生産したガスタービンをロシアに輸出していたが、8~10%の関税が課されていた。このため現地生産となれば価格低下につながり、専門家は「入札ではるかに有利になる」(トロイカ・ディアローグのアナリスト、カザンリ氏)と予測する。

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