2011/6/17

ロシア

ロシア新車販売、5月は48%増

この記事の要約

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が8日発表した2011年5月の国内新車販売(乗用車・小型商用車)は、前年同月比48%増の23万5,170台だった。資源輸出の拡大による経済回復が追い風となり、1~5月の累計販売台数も前年 […]

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が8日発表した2011年5月の国内新車販売(乗用車・小型商用車)は、前年同月比48%増の23万5,170台だった。資源輸出の拡大による経済回復が追い風となり、1~5月の累計販売台数も前年同期比60%増の98万9,013台に伸びた。

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5月のメーカー・ブランド別販売台数は、国内自動車最大手アフトワズのラーダが前年同月比13%増の5万1,860台で首位。2位以下は、ゼネラルモーターズ(GM)のシボレーが62%増の1万6,805台、ルノーが62%増の1万3,636台、起亜自動車が45%増の1万4,085台、現代自動車が131%増の1万5,266台で上位を占めた。

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車種別では、ラーダ「カリーナ」が前年同月比58%増の1万2,920台で最も多く、ラーダ「2104/2105/2107」(7%減の1万1,110台)、ラーダ「プリオラ」(0.3%減の1万3,029台)、ラーダ「サマラ」(8%増の1万287台)、ルノー「ロガン」(37%増の7,345台)が続いた。

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AEBは5月に、11年通年の新車販売見通しを前年比23%増の235万台に上方修正したが、5月の販売が好調だったことを受けて、見通しを再度引き上げることを検討している。

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