2011/9/28

ロシア

仏BNP、リテール事業から撤退

この記事の要約

金融大手BNPパリバは19日、ロシア国内でのリテール事業から撤退する方針を明らかにした。今後はロシア最大の金融機関ズベルバンクとの合弁で、消費者金融事業に専念する意向だ。\ BNPパリバは2006年にロシアのリテール市場 […]

金融大手BNPパリバは19日、ロシア国内でのリテール事業から撤退する方針を明らかにした。今後はロシア最大の金融機関ズベルバンクとの合弁で、消費者金融事業に専念する意向だ。

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BNPパリバは2006年にロシアのリテール市場に進出。当初計画では全国の主要都市に150の支店を開設する計画だったが、現在の出店規模は23店舗にとどまっている。BNPパリバの広報担当者はAFP通信の取材に対し、ロシアのリテール事業からの撤退の理由を「成長戦略の優先順位が変わったため」と説明。現在は、「消費者クレジット部門での合弁設立に向け、ズベルバンクとの交渉を積極的に進めている」と述べた。BNPパリバとズベルバンクは6月、BNPパリバの消費者金融子会社であるセテレムを通じて提携することで合意している。

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ロシアのリテール金融市場ではズベルバンクやVTB(対外貿易銀行)などの国営銀行が圧倒的なシェアを握り、多くの欧米金融機関は苦戦を強いられている。BNPパリバのほかにも、英HSBC、英バークレイズ、西サンタンデール、米モルガンスタンレー、スウェーデンのスウェドバンクが、リテール事業の撤退・縮小を進めている。

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