2011/11/16

ハンガリー

後発医薬品の最大手テバ、ハンガリーの新工場棟が間もなく完工

この記事の要約

世界最大の後発医薬品メーカー、テバ(イスラエル)のハンガリー工場で新工場棟が間もなく完成する。ブダペスト近郊のゲデレー工場で増産体制を整える総額6,500万ユーロの投資計画の一環だ。現地経済紙の『ヴィラークガズダシャーグ […]

世界最大の後発医薬品メーカー、テバ(イスラエル)のハンガリー工場で新工場棟が間もなく完成する。ブダペスト近郊のゲデレー工場で増産体制を整える総額6,500万ユーロの投資計画の一環だ。現地経済紙の『ヴィラークガズダシャーグ』が報じた。

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新工場棟では抗がん剤の「5-フルオロウラシル(5-FU)」を製造する。同剤は最近、国内の病院で在庫がなくなるなど、供給が不足気味。医薬品卸のフンガロファーマによると、オランダ工場が技術的問題で生産を一時停止したために、欧州全域で品薄となっている。

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ゲデレー工場の拡張プロジェクトは2014年末に完了する予定だ。主に抗がん剤、点眼薬、注射液を生産するという。

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