2012/9/12

ハンガリー

オマーン政府と生産分与契約を締結

この記事の要約

ハンガリーのエネルギー大手MOLは9日、オマーン政府と生産分与契約(EPSA)を締結したと発表した。入札手続きを経て権利を得たもので、オマーン西部の陸上鉱区が対象となる。契約は国王の承認を得て発効する。\ 対象となる「ブ […]

ハンガリーのエネルギー大手MOLは9日、オマーン政府と生産分与契約(EPSA)を締結したと発表した。入札手続きを経て権利を得たもので、オマーン西部の陸上鉱区が対象となる。契約は国王の承認を得て発効する。

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対象となる「ブロック66」はサウジアラビアとの国境に沿う砂漠にあり、面積は4,899平方キロメートル。ポンプ・輸出施設が近くにあるなど、採掘に向けたインフラは良好だ。近隣には生産中の鉱区のほか、埋蔵が確認されている鉱区が2つあり、MOLでは「ブロック66」も有望とみている。

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探査期間は6年。最初の4年で地質・物理探査(G&G調査)を実施し、試掘井を2本掘削する予定だ。

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MOLはオマーンを中東における重要市場と位置づけている。2006年以来、探査を実施している「ブロック43b」では近く最初の試掘井の掘削に取り掛かる。

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