2012/9/12

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

リュブリャナ空港、新ターミナル建設へ

この記事の要約

スロベニアのリュブリャナ空港の第2ターミナル建設工事の入札がこのほど公示された。発注内容には施設建設から電気・機械系統や外装工事が含まれており、同プロジェクトに関連した入札としては最大規模となる。3段階の選別プロセスを経 […]

スロベニアのリュブリャナ空港の第2ターミナル建設工事の入札がこのほど公示された。発注内容には施設建設から電気・機械系統や外装工事が含まれており、同プロジェクトに関連した入札としては最大規模となる。3段階の選別プロセスを経て最終発注先を決め、2015年1月の施設完成、春の開設を計画している。総工費は当初見積もりで7,200万ユーロ。

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リュブリャナ空港の現ターミナルは施設総面積が1万3,000平方メートルで、旅客処理能力が限界に達している。金融危機後の景気後退で延期されていた新ターミナル建設計画は、5年以内に年間旅客数が180万人に達するとの予測を前に緊急性が高まった。第2ターミナルは総面積3万1,200平方メートルで、1時間当たり1,800人の旅客処理能力を備える。その完成後、第1ターミナルは一部商業施設として改築される計画だ。

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新ターミナル建設計画は、スロベニアの開発戦略を始めとした国家プログラムに沿って、安全性向上や経済効果を考慮に入れて推進される。空港を運営するエアロドーム・リュブリャナが総工費の78%を調達し、残りの22%はEUの欧州地域開発基金から助成を受ける見通しだ。

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