2012/9/12

バルト三国

ポーヒョラ銀行、リガ支店開設

この記事の要約

フィンランドの金融サービスグループ、ポーヒョラ銀行が、ラトビアのリガに支店を開設する。リガ支店開設は同行のバルト市場強化戦略のひとつ。バルト諸国が当社の戦略と国際サービス能力を高める上で重要な役割を果たすと見ている。\ […]

フィンランドの金融サービスグループ、ポーヒョラ銀行が、ラトビアのリガに支店を開設する。リガ支店開設は同行のバルト市場強化戦略のひとつ。バルト諸国が当社の戦略と国際サービス能力を高める上で重要な役割を果たすと見ている。

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リガ支店ではフィンランドの企業顧客を対象に決済や融資などのサービスを提供し、これを足掛かりに現地の企業顧客の獲得につなげたい考えだ。現在の従業員数は24人で、事業展開次第で増員するとしている。ラトビアでは2008年にリース事業も展開している。

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ポーヒョラグループは約20年前、損害賠償保険の子会社Seesamを通じてバルト三国に事業進出。経済危機を克服して同市場の景気回復が進んでいることから、銀行サービスでの進出の好機と見ているようだ。2011年夏にはエストニアのタリンに支店を開設。リトアニアのヴィルニウスにも2013年開設を計画している。

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ポーヒョラ銀行の主力事業は銀行サービス、損害賠償保険、資産運用で、2011年連結決算は税引き前利益が2億5,800万ユーロ。資産総額は41億ユーロに上る。

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