2012/11/21

ポーランド

ポーランドガス最大手、シェールガスの埋蔵を確認

この記事の要約

ポーランドのガス最大手で国営のPGNiGは15日、北部ポモージェ県ヴェイヘロヴォ近隣のオパリノでシェールガスの埋蔵を確認したと発表した。同社の試掘が成功したのは昨年9月に続いて2回目だ。来月には同じくヴェイヘロヴォ近隣の […]

ポーランドのガス最大手で国営のPGNiGは15日、北部ポモージェ県ヴェイヘロヴォ近隣のオパリノでシェールガスの埋蔵を確認したと発表した。同社の試掘が成功したのは昨年9月に続いて2回目だ。来月には同じくヴェイヘロヴォ近隣のコハノヴォでも試掘作業を開始する。

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ヴェイヘロヴォ地域は、PGNiGが取得したシェールガス探索事業免許15件のなかでも有望視されている。オパリノでは地下3,000メートルのカンブリア紀の地層でガスの埋蔵が認められたという。

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昨年9月に埋蔵が確認されたヴェイヘロヴォ近郊のルボキノでは、すでに水平坑井掘削の準備に入っている。

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PGNiGは、ヴェイヘロヴォ地域での探索事業で、精銅会社のKGHM、電力会社のPGE、タウロン、エネアとの提携交渉が難航している。来年2月に再び話し合う予定だが、資金準備は完了しており、交渉の成否がプロジェクトに与える影響は全くないという。

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ポーランド政府は米国・カナダ企業を中心に、これまで100件を超えるシェールガス免許を交付している。

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