チェコ統計局が5日発表した10月の小売売上（自動車・部品販売・サービスを含む、速報ベース）は、営業日数調整後で前年同月を3.0％下回った。10月は前年に比べ営業日が3日多かったため、調整前では2.2％増加した。前月比では調整後で1.5％減少した。
\食品販売は引き続き低調で、食品専門店の売上は調整前で前年同月比0.1％減、非専門店が1.9％減となった。非食品販売では家庭用品を除き全分野で売上が伸び、特に文化・娯楽用品が8.1％増、靴・衣料品が6.6％増と好調で、情報通信機器も9月の3.5％減から12.1％の大幅増に好転した。通信販売（カタログ、オンライン）も活況で19.5％増。
\自動車燃料を含めた小売売上は営業日数調整後で前年同月比1.5％減、前月比では0.9％減。調整前では前年同月比2.0％増で、非食品売上が5.2％伸びたのに対し、食品は1.8％減、自動車燃料も0.1％減と低調だった。
\自動車・部品販売・サービスの10月小売売上は営業日数調整後で前年同月比6.1％減、前月比では0.9％減。調整前では前年同月比2.6％増で、サービスは4.9％増、自動車・部品販売は2.2％増だった。
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